ドクトル内田の内張診断
みなさん!車いじってますか!?。
こんにちわ。ドクトル内田です。
実は私、4月29日のFIAT FESTAに向けて、ドクトル・レーシング・スペシャルの制作に取りかかっております。今日はその作業のひとつ、インテリアいじりを紹介しましょう。
1.まずシート、ステアリング、ヒーターダクト等を取り外し、内張もすべて取り去ってしまいます。軽量化が勝利への第1歩です。塗装がむき出しになったら、剥離剤を使って、塗装を剥がします。文章にすると、とても簡単そうですが、実際には根気のいる作業です(今回の作業はすべてにおいて忍の一字です)。
特に剥離剤を使うときは、換気に気をつけ、薬剤が直接皮膚につかないようにしましょう。
2.実は今回のレポートは、途中から始まってます。塗装をすべて剥がして、錆を取り除き、はけで下地塗りをして、一度は塗装に取りかかりました。しかし、スプレー塗料の溶剤と、下地塗料の溶剤の相性が悪かったらしく、塗面にしわが寄ったり、縮んでしまったりという症状(診断っぽい)がみられたので、部分的に塗装を剥がし、やり直すことにしました。
3.上の写真は、ワイヤーブラシで塗装を剥がすところです。部分的に剥がすのなら、剥離剤よりも適しています。ワイヤーブラシは自前ですが、電動ドリルはお店(データ・コミュニケート)のものをお借りしました。借用賃としてワイヤーブラシはお店に寄付させていただきました。剥がしたかすを、掃除機でていねいに吸い取りましょう。
4.剥がした部分に、錆止め下地塗装を、再度行います。はけ塗りが終わったら、塗料の乾燥を早めるため、ヒーターで温めます。温めすぎを心配して、お店のSさんが見に来てくれました。(ヒーターもお店のものを借用。今さらながら、場所もお店の前を借用。)
5.時は金なり。乾燥を待ちつつ、フットスペースに貼る鉄板の寸法を測ったり、小物の塗装をしたり・・。ハンドブレーキレバー、チョークレバー等をシルバーで塗装してみました。
6.さて、乾いたかな?。同じ失敗を繰り返さぬように、塗料は、同じ系統の溶剤を使ったものに変更しました。よって、はけ塗りになります。スプレーよりも無駄がなく、短時間で仕上がるのは「怪我の巧妙」(外科医らしいたとえ)でした。しかし、こうして見ると、内装の鉄板は、ずいぶんとでこぼこしてるんですねえ。やはり乾燥を待つあいだに、さきほど寸法を測っておいた鉄板を切ります。
7.いよいよ仕上げです。今回の塗装には異常ありませんでした。乾燥を待って、はずしておいたものを元通りに組み直します。鉄板のリベット止めを、一番最初にするとよいでしょう。また、リアシートは取り付けませんでした。しつこいようですが、軽量化が勝利への第一歩です。
皆さんもぜひお試しを!
※データコミュニケートは、貸ガレージではありません。作業はお店の方とよく相談してからやりましょう。
監修・協力:内田宙司,データコミュニケート
ドクトル内田先生、どうもありがとうございました。軽量化への執着はものすごいものがありますね。4月29日は、よい結果を期待しています。
さて、取材の際に、面白いエピソードを聞かせていただきましたので、紹介します。写真のコインとキャンディーは、内装を剥がしたときにカーペットの下から出て来たそうです。コインは10リラ(1951年)と100リラ(1975年)、キャンディーの包みには「Amica CARAMELLA MENNTA POLARE DISSETANTE」と書いてあるそうです。伝わってきますね。イタリア人たちの、ごく普通なんだけど、陽気で明るい生活が。なんだかほのぼのとさせられます。
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